貸家には借家とどのような違いがあるのか

貸家と借家、どちらも「家を貸してもらう、借りる」というようなニュアンスは伝わると思いますが、似ている言葉だけにいったいどのような違いがあるのかがわかりにくいですよね。実は、どちらも借りる家であることには違いありません。この2つの違いは、だれの立場から家を見ているかという点につきます。貸家は、文字通り「貸す」という意味で使われて、家を貸す側の人、つまりは大家さんから見た家の言い方です。借家は、文字通り「借りる」という意味でつかわれ、家を借りる側、入居者から見た言い方になります。

1つの家に対して、貸す側、借りる側で、言い方が違うだけです。最近では、これらを総合的に見て、賃貸物件というような言い方をすることも多いですね。

貸家のメリットは、3つあります。1つ目は、自分のライフスタイルの変化に合わせて引越ししやすいことです。会社の近くや子どもの学校近く、スーパーなど立地のいいところなど、実際に住んでみて便利だな、不便だなと思った時に自由に引っ越せるのが利点です。

image

2つめは、引越しを繰り返していくことで、常に新しい家に住み続けることができるというところです。持家の場合には、最初は新しくてもどんどん老朽化していきます。老朽化していったとしても、自分の持ち物なので住み続けるしかありません。しかし、貸家ならば、家が古くなったり設備が古くなったりすれば、引っ越すだけでいいという利点があります。

3つ目は、設備の維持管理費がかからないことです。

これは不動産にもよりますが、基本的には、もともと備え付けの設備の故障や修理費は負担する必要がありません。持家の場合は、どんな理由であろうと、自分たちでお金を用意して修理の手配をしなければいけませんが、貸家の場合にはそのような手間もないのが利点です。持家の方が自分の資産になるということでいいという意見がありますが、貸家にもメリットがたくさんあります。ライフスタイルの変化が多い時期には、貸家で住みやすさを重視するというのもいいかもしれませんね。